子どものための熱中症対策|「熱中症」の基礎知識を身につけよう!

このところ、尋常じゃない暑さが続いています。

暑さで有名な熊谷では連日40度オーバーを記録し、関東甲信や近畿では7月中旬の暑さが史上最高となっています。

気象庁は臨時会見を開き「命の危険がある暑さ。一つの災害と認識している」と発表しました。

みなさん、本当に熱中症には気を付けましょう。

 

そんな中、一番気を付けたいのが赤ちゃんの「熱中症」ですよね。

家の中にいるからといって安心はできません。

特に小さい子どもは体温調節機能が発達していないため、大人よりも注意が必要です。

 

そこで、今回は子どもを「熱中症」から守るために知っておきたいポイントをまとめました。

 

どんなときに「熱中症」になりやすい?

炎天下はもちろん、たとえ屋内や夜でも「気温が高い場所」「湿度が高い場所」で大量の水分や塩分が失われ、体温調整がうまくできなくなると熱中症になりやすくなります。

とくに子どもは、大人に比べて暑さに弱く熱中症になりやすいので、水分・塩分の補給については大人が気を付けてあげなければなりません。

 

子どもが熱中症になりやすい理由とは?

子どもは大人よりも暑さに弱い

子ども(乳幼児・幼児)は体温調節機能が未発達。

特に汗をかく機能が未熟で、大人と比べると暑さを感じてから汗をかくまでに時間がかかり、体温を下げるのにも時間がかかってしまいます。

なので、体に熱がこもりやすく体温が上昇しやすくなります。

 

照り返しに注意!

子どもは体重に比べて体表面積が広い分、気温など周囲の環境の影響を受けやすいと言えます。

また、大人よりも身長が低い為、地面からの照り返しの影響を強くうけます。

このため、大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下にいることになります。

たとえば大人の顔の高さで32℃の時、子どもの顔の高さでは35℃くらいあるので、要注意です!

 

自分では予防策が取れない

乳幼児は自分で水分を補給したり、服を脱ぐなどの暑さ対策ができません。

また、少し大きくなった子供だからといって安心は出来ません。

遊びに熱中してしまい、暑いのを忘れ熱中症になる場合もありますし、実際それで倒れる子も多いのです。

子どもに異変が起きていないか、自分の子供でなくとも、周りの大人が注意して見ているという環境が大事ですよね。

 

見逃さないで!赤ちゃんの熱中症サインとは?

赤ちゃんは、熱中症の初期症状でもある「喉が渇く」を言葉で伝えることができません。

そのため、ママは赤ちゃんの熱中症サインを見逃さないようにしましょう!

熱中症の初期症状
▼頬が赤く、熱くなっている
▼元気がなく機嫌が悪い
▼母乳やミルクを飲む量が普段より多い
▼オムツが乾いている(尿の出が少ない)
▼体温が高いのに汗が出ていない
▼泣き声に元気がない

 

熱中症を予防するポイント

では小さい子どもの熱中症をどう防げば良いのでしょうか?

具体的な予防策について、ご説明していきます。

 

こまめに水分補給

離乳食開始前は母乳やミルク、離乳食開始後は、白湯や麦茶で水分補給しましょう。

量は、赤ちゃんが飲みたがる分だけ飲ませてあげましょう。

ポイント①麦茶は体温を下げる効果が高い!

熱中症は体から水分が減少し、血液が濃くなってしまうことで血の循環が悪くなってしまいますが、麦茶に含まれるミネラル分は血液をサラサラにし、血流をよくしてくれます。

ポイント②麦茶に「ちょい足し」でさらに効果的な飲み物に!

熱中症は汗といっしょに体内の塩分が出て行ってしまうことで、体内のナトリウム濃度が低下してしまいます。(これが「めまい」「筋肉のけいれん」「脱水症状」の原因に)

そこで、麦茶に足りない塩分をちょい足しすることで、より熱中症対策に効果的な飲み物になります。(麦茶1リットルに対して、塩1〜2g入れるだけ)

 

服装で予防!

通気性のよい涼しい素材の服装がおすすめです!

洋服が肌にくっつくと、汗の蒸発を妨げ放熱しにくくなるので、速乾性の高いインナーを着せてあげましょう。

また外出時には帽子も忘れずに。

 

快適な温度を保つ・日頃から暑さにも慣れさせる

外出時は、日陰を歩いたり、ベビーカーに保冷剤を入れたりするだけで赤ちゃんの体感温度は変わります。

室内では、扇風機やエアコンを使って外気温との差が出すぎないようにしましょう。(※目安は外気温マイナス5度以内)

また、日頃から外で遊ばせたり、暑さに慣れておくと、上手に体温を放散することができ、熱中症を防ぐことができます。

 

もしも、子どもが熱中症になってしまったら?

熱中症の症状は軽いものから、重いものまでさまざま。

もし赤ちゃんの元気がない、といった熱中症の症状が見られたらすぐに涼しい場所に移動させ、服を脱がすなどして体の熱を逃がしてあげましょう!

そして、タオルで巻いた保冷剤や濡れタオルなどでおでこ脇の下・首筋・足の付け根前面を冷やします。

ただし、少しでも意識状態がおかしければすぐに救急車を呼びましょう。

その間も、とにかく体を冷やし続けることが大切です。

 

さいごに

暑日が続く今夏は「熱中症」を訴える人が続出。連日、ニュースでも話題となっています。

特に赤ちゃんや幼い子どもの熱中症は、気づかないうちに重症化していることもあるのでご注意を!

大切な子どもを熱中症から守るために、普段からこまめな対策を心がけて下さいね。

 

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